つくばから羽田空港発着、7時15分発と22時30分着が限界

 日帰りで旅行しようとするとできる限り早く発ち、遅く帰るのが最も効率がいいことは、いうまでもありません。宿泊費の高騰は、たとえつくばエクスプレスの運賃が高くても、日帰りを連続するほうが安くすむことすらあるほどです。

羽田空港から国内線で旅行に行く場合を考えます。といっても時刻表をひくだけの単純な作業です。

行き

つくば始発5:06発の区間快速に乗ると、浜松町で6:30の空港快速(あるいはその前の普通列車)で空港に向かえます。ターミナルの出発ロビーにつくのが6時55分だとして、飛行機は出発時刻20分前に保安検査場を通過しなければいけないですから、7時15分発が理論上限界です。

預け入れる手荷物がなく、羽田空港到着後保安検査場に迷わず直行できるほど慣れた人でないと厳しいと思います。保安検査場で係員への声がけ必須です。…といってもJALの幹線で最も早いのが7時25分または7時30分(季節による)ですから、そこまでギリギリを責めなくて良いのですが。

つくば発2本目、5:27発の快速でも、浜松町で1分乗り換えに成功すると、始発の区間快速のときと同じ6:30の空港快速に乗れます。つくばで始発を逃しても諦めない精神が大事です。

2本目の快速
ダイヤ改正で時刻が1分繰り下げられた

快速でも日本航空103便に乗れる
隣の16番の新千歳行き503便も同時刻

車を持っているなら取手駅近くの駐車場に停めるのもありだと思います。取手始発、4番線4:44発の列車があります。覚えやすいですね。東京駅6:00発の始発の新幹線にだって乗れます。なお、TX始発よりも1時間早く家を出て、先回りできる時間が30分だけですから、代償は大きいです。
取手始発の列車に乗る
家を3時40分出発はしんどいものがある

帰り

秋葉原23:45の終電に乗れるようにするには、羽田空港22時30分着が限界です。最終電車に初めて乗りました。というか私が乗ったときは遅れなかったからいいけど、飛行機が10分でも遅れたら家にたどり着けなくなるので私は二度とやらないと決めました。

最終電車を降りたところ
旅の終わりをこれほど感じることもなかなかない

ミッドナイトつくば号があればもう少し遅く帰って来れるはずなんですけどね。あれがないとどうも高速バスは、始発は遅く、最終は早く、本数は少なく、積み残しも多く、ただ安いだけの、つくばエクスプレスの劣化という感じが否めないものです。